「アーロンチェア」3年間使用レビュー。おすすめの高額オフィスチェア

アーロンチェアのBサイズを購入したのは3年ほど前。当時は「アーロンチェア リマスタード」が発表されていなかったので、「アーロンチェア クラシック」を購入。

巷に溢れるレビューを見てみると大絶賛の嵐であるが、デメリットも存在する。実際に自分は購入後1年くらいは後悔していた。ガジェットのテイストを伝えたいブログ「gadget taste」として、正直にレビューをしようと思う。

本記事ではクラシックのレビューをしていくが、中古で「クラシック」の購入をおすすめするわけではない。「アーロンチェア リマスタード」は座面のメッシュとポスチャーフィットの性能向上がされているモデルだからだ。

価格に躊躇がなければ、いまから購入を検討される方は「アーロンチェア リマスタード」でよいと思う。

少しの間、後悔をしていたということもあり他のオフィスチェアもたくさんリサーチをした。そして今ならエンボディチェアやコンテッサなどと比べて、やはりアーロンチェアが一番だと考えるようになったので、なぜそれらのチェアではなくアーロンチェアなのかということもお伝えしていきたい。

アーロンチェアを購入するまで

小学校から高校まで、学習机と一緒になった椅子を使っていた。座面、背もたれクッションともにボロボロで、メッシュのほうがよいのではないかとはずっと思っていた。

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腰痛が怖かった

アーロンチェアを購入したのだ大学1年次。初めてのバイト代で購入した。いままでは高校や塾の固い椅子にしか座ってこなくて、体がバキバキになる感覚を覚えていた。

これからの大学生活でめちゃくちゃ勉強をすることを考えれば、20万円近い高級オフィスチェアであっても腰痛を予防できるのであればいっかと考えてしまったのだ。

購入の決め手と懸念点

最大の決め手は歴史。1994年から販売されていて、MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも展示されている。

流行り廃りが激しい昨今、ここまで基本設計を変えずに売れ続けている製品はオフィスチェアに限らずともほとんどない。

エンボディチェアやコンテッサとの比較の結果もしたのだが、本体の軋みやメッシュが弱くなる、など経年劣化のレビューが気になったし、20年以上売れ続けている基本設計のすばらしさが際立ったのだ。

アーロンチェア レビュー

冒頭に書いた通り、自分が購入したのは約3年前。新型である「アーロンチェア リマスタード」はまだ発表されていなかった。簡単に違いを説明したい

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アーロンチェアリマスタードとは?

レバーの位置など、些細なデザインを除いた主な違いは、腰の部分のサポートの形状だ。何度か試座をしたのだが、リマスタードはより背中上部までサポートするので、姿勢が良くなる感じがした。

アーロンチェアリマスタード


アーロンチェア クラシック(旧盤)



これから買う人であればリマスタードで問題ない。というか、アーロンチェアを20年前に開発してから研究し続けているハーマンミラーが満を持して出した新しいモデルだ。改悪なはずがない。

アーロンチェアの良いところ・悪いところ

【良いところ】

  • メッシュなので、圧が分散され、蒸れない
  • どんな姿勢を取ったとしても快適な許容性
  • 後傾姿勢でのパソコンワークに最適

【悪いところ】

  • ほこりが溜まる
  • 前傾モードが使いにくい
  • ヘッドレストがない
  • 太ももが痛かった(購入当初のみ)

一見すると悪いところも多く不満があるように思えるかもしれないが、それを優に上回る良いところがある。一つずつ説明していこう。

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アーロンチェアの良いところ

メッシュなので、圧が分散され、蒸れない

 

背中の圧が分散されるというのはとにかく快適だ。クッションの背もたれだと”体重の分だけしっかりと背中で押し返される感覚”を想像できるかと思う。

しかし、アーロンチェアのメッシュはこのようなことを全く感じさせない。僕自身、様々な記事で見かける「浮いているような感覚」という表記に半信半疑であったが、いまではこの表現に納得がいく。

インターン先でも日によっては10時間ほどデスクワークをしているのだが、座面・背中面ともにクッションの椅子に座っている。やはり長時間座って、立ち上がるときに背中やお尻の部分が蒸れから解放された感覚はあるが、アーロンチェアではそのようなことは感じたことがない。

蒸れないということはお風呂上りでも躊躇なく座ることが出来る点でとても気に入っている。

どんな姿勢を取ったとしても快適な許容性

これには本当にびっくりした。普通は座っているときに疲れないために各々工夫していることはあるかと思う。腹筋を使ってあまり背もたれを使わないようにする、深く腰掛けて背もたれを最大活用する、などだと思う。

アーロンチェアの場合にはそのようなことは考えなくても大丈夫なのだ。その許容性を実感した例をお見せしたいと思う。

また、腰痛が改善したというレビューはよく見るが、これは自分にとっては本当だった。椅子の座り疲れというものはなくなった。

あぐらで座ることができる座面の広さがある。ちなみにこのアーロンチェアはA(大)からC(小)の中のB(中)サイズである。

映画を見るときなど、リラックスしたい場面では、オットマンを活用しこのように座る。

足をより座面に近い高さに置くことでリラックスした体勢を取ることができる。

僕が購入した商品はすでに販売中止品だったが、下記のような商品である。中に物を入れられるので、収納としても活躍できる。

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人間工学に基づき設計された高級チェアだからどのような座り方をしても問題ないのかもしれない

後傾姿勢でのパソコンワークに最適

3年間の間にたどり着いたベストなすわり方を自分なりに模索した結果、このようなすわり方になった。フットレストに足を乗せ、肩甲骨がメッシュに当たるように体重をかける座り方だ。

キーボードへの腕の載せ方もポイントになる。前腕の半分くらいを机に載せ、作業するとかなり快適だということがわかった。

アーロンチェアの唯一の欠点をなくす「社外品 ヘッドレスト」2ヶ月使用レビュー

こちらの記事で別売りのヘッドレストのレビューをしたのだが、作業をするときはヘッドレストに頭を預けるのはやめた方がよい。ここは、作業のためのアーロンチェア、ヘッドレストを付けない設計は流石だなと感心した部分である。

集中したいときはヘッドレストには頭を乗せず、ふと休む時に頭を乗せるという使い方をしている。

アーロンチェアの悪いところ

ほこりが溜まる

メッシュ椅子の宿命であるほこり問題。日々座るときなどにメッシュと衣類がこすれたり、微かに積もったほこりが座ることで座面の下などに溜まる。

1年以上掃除をしないとなると、上記の写真のようになる。。

ふき取るのではなく、掃除機に細ノズルを付けて吸い取るのがおすすめ。

しかし、写真を見てもらえればわかるが、椅子の表面が汚れることは一切ない。だから掃除もサボってしまう。。。

前傾モードは使わない

前傾モードという鉛筆などを使った前のめりの作業をしやすくするために、椅子全体が机方向に傾く機能である。

購入当初は勉強をするときなどに使ってみたが、いままで取ったことがない姿勢になってしまい快適とは言い難い使用感であった。これは僕の仮説であるが、普段から腹筋に力を入れて座る癖のある人には座りやすいのかもしれない。

ヘッドレストがない

これは購入後すぐに「失敗したかな、、」と思った点。すぐ隣に休憩用のリクライニングチェアがあるわけではないので、ふと休みたくなる時にもアーロンチェアに座っていなくてはいけない。

アーロンチェアの唯一の欠点をなくす「社外品 ヘッドレスト」2ヶ月使用レビュー

こちらの記事に詳しく書いたのだが、2年くらいずっと頭をフチに置いて休んでいたのだ。。。普通に痛いし、快適じゃなかったのでヘッドレストの購入を決意。

太ももが痛かった(購入当初のみ)

購入する前に数多くのレビューで目にしたのが、太ももがバナナクッション付近で痛くなるというものだった。たしかに僕も最初期はよく当たるなぁと思っていた。

しかし、それ以上に痛かったのが、お尻だった。坐骨が2本突き出すようにして座面に突き刺さるので、お尻の坐骨周辺がかなり痛かった。

この時点でかなり後悔していたので、クッションを買い足すことで解決させようとし、下記のような商品を購入してみたりした。

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布団の西川が出している椅子用クッションだ。これを敷いてみれば確かにお尻は痛くなくなるが、通常の椅子に座っている感覚で普通に疲れた。

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アーロンチェアの本質はその構造とメッシュにあり



1994年から20年以上愛好されているアーロンチェア。12年保障も相まって、長く利用する人が多い。

初期型はランバーサポートと呼ばれる腰当てがあり、次に「ポスチャーフィット」と呼ばれる改良された腰当てが装備された。そして今回、背中の方までサポートするポスチャーフィットSLというさらに改良されたサポートが装備されている。

SLとはSacrum(仙骨)とLumber(腰椎)の頭文字。

これらのサポート部分は可動させ調整することが出来る。一度ベストな調整を見つければほとんど動かす必要はない。

3年以上使用した感想としては、この伝統的な構造に加えて、べクリルという特殊なメッシュに長く愛される秘密があると思っている。

蒸れないというのは本当に快適だ。クッションではなく、木やプラスチックの椅子でさえ、1時間ぐらいで蒸れてくる。メッシュ座面の椅子であれば何時間も座っていられる。

そして、体重分散させるための計算が秀逸としかいいようがない。「椅子に座っている」という感覚がないのだ。体中どこも痛くならないし、「座りすぎたな、、、立たなきゃ」という疲労感も感じたことがない。これはアーロンチェアでしか感じることが出来ない贅沢な感覚なのではないかと思う。

アーロンチェアを購入したお店

大塚家具での購入をやめたわけ

当時お家騒動で騒がれていて、長期の保証のことを考えると若干不安に思う部分があったので、試座では何度もお世話になったものの、購入は別店舗ですることにした。

少し前に父親に和解を申し込んだりしていましたが、親子喧嘩に巻き込まれる社員、株主の皆様は大変ですね。。。

庄文堂での購入を決めた理由

部屋までの配送&古い椅子の引き取り無料

玄関先への配送ではなく、2階の自室まで椅子を運んでくれて、尚且つ古い椅子を引き取ってくれる点が魅力だった。他の店舗だと有料だったり、このようなサービスがないところが大半だったのだ。

1936年創業の老舗

アーロンチェア同様、歴史のあるお店ということが一番大きな理由だ。これからアーロンチェアの12年保証であったり、何かとお世話になることが想定できたので、信頼できるお店に越したことはなかった。

昭和11年(1936年)に仙台で創業している。どのオンラインショップを見てもこれほど歴史のあるお店はなかったので、とても安心して購入することができた。



アーロンチェア購入を検討されている方へ

僕がアーロンチェアを買うまで、そして買ってからのオフィスチェアに対する考えをつらつらと書かせてもらった。

いまオフィスチェアの購入の考えている方の一助になれば嬉しいが、やはり最後はご本人にフィットするかどうかが一番重要になってくるのでぜひ何度も試座して検討してみてほしい。

アーロンチェアをより快適に座るためのフットレストもレビューしているので、こちらもぜひ参考にしてほしい。フットレストがあるとないとでは、何倍も快適レベルが違うのだ。

最適なデスク環境は足元から。滑らないフットレスト自作レビュー

椅子と切っても切り離せないのが、デスク環境。僕はDIYをしてアーロンチェアに最適なデスク環境を構築してみた。もしよかったらこちらも参考にしてほしい。

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