片手操作は不可能と悟る、、『iPhoneXS』20日間使用レビュー

以前、下記の記事で購入したときのファーストインプレッションのレビューをさせていただいた。20日使用してみたので、これに加えて再度レビューを付け加えたいと思う。

『iPhone XS』を購入。正統進化・ホームボタンのない次世代スマホ、開封レビュー

iPhone7とiPhoneXSと比較して、総じて満足しているが不満な点がいくつかある。例えば片手操作が出来ないという点だ。

今まで片手で操作することにこだわってきたので、plusサイズは選択してこなかった。加えて、厚くなり、重くなるケースは一切使わず裸の状態で使ってきた。しかし、iPhoneXSを20日ほど使ってみて片手操作はできないと悟った。下記にて悪い点として紹介しているので参考にしてほしい。

良かった点と不満な点をまとめると下記の通りだ。まずは満足している点から紹介したい。

満足している点

  • 表示画面が大きく情報量が多い
  • カメラがきれい
  • マルチタスクがより便利になった
  • 無線充電が便利

不満な点

  • 端末サイズが大きく片手操作がつらい
  • Face IDの精度が悪い
  • 電池残量の数字表示がないのはやはり嫌だ
  • カメラの凹凸が原因で置きスマホ出来ない

スポンサードサーチ

満足している点

表示画面が大きく情報量が多い


こちらがiPhone7で


こちらがiPhoneXSだ

購入当日にもレビューさせていただいたのだが、長期間使ってみるとこの点の恩恵を実感する。一日の内でも触る時間が多いスマホだからこそ、すこしの表示領域の拡大が降り積もって大きなメリットとなっている

カメラがきれい


iPhone7で撮影(at 都庁展望台)


iPhoneXSで撮影(at 都庁展望台)

iPhone7とiPhoneXSで夜間のカメラ性能の比較を行ってみた。写真のことはあまり詳しくないのだが、iPhone7のほうでは見られるノイズがiPhoneXSでは一切乗っていないのはわかる。軽く夜景を取ってみてこれほどの差があるので、カメラ性能にはかなりの期待をしている。後ほどカメラの比較の記事を作成しようと思う。

マルチ切替がより便利になった

ボタンをダブルクリックと、ホームバーのスライドでは隣のアプリへ移動するときの手間・時間ともに段違いだ。ホームバーでのタスク切替が出来るようになったことで、windowsPCでいう「alt + tab」でのソフト切替と同じ感覚で「さっきまで開いてたあのアプリへの移動」がより感覚的に行えるようになった。これは大変うれしい。

無線充電が便利

憧れの無線充電。『Anker PowerPort Wireless 5 Stand』レビュー

以前こちらの記事にて詳しく書かせていただいたのだが、置くだけで充電ができるのは時代の進化を感じる。イヤホンやヘッドマウントディスプレイも無線に移行してきている。皆、無線は大好きなんだなぁ。

不満な点

端末サイズが大きく片手操作がつらい

冒頭でもお伝えした通り、これはかなり深刻な問題だ。戻るスワイプと簡易アクセスの動作が結構親指に負担がかかる。

まずは戻るスワイプ動作の比較をしてみる。


こちらがiPhone7で


こちら、iPhoneXSだ

iPhoneXSは親指とエッジの距離が遠く、iPhoneの左側面から出る指が少ない。スワイプするたびに自然なホームポジションから大きな動作が必要になり、その分親指に負荷がかかる。

次は簡易アクセスの際の動作比較だ。


こちらがiPhone7で


こちらがiPhoneXS(親指をかなり下に動かさないといけない)

iPhone8以前だと簡易アクセスはホームボタンのダブルタップだったが、iPhoneX以降はホームバーを上から下に下げる動作が必要だ。つまり、ホームポジションからかなり親指を離さないといけないのだ。

iPhone7のときは99%片手操作だった。その99%片手操作をiPhoneXSでも自然と行っていたのだが、使用約20日目にして、親指に痛みを感じる事態となっている、、
熟慮した結果、99%片手操作を諦めることにした。

今までは片手操作がしたかったから、余計な厚みや重さを加えるケースを毛嫌いしてきたのだが、親指に痛みまで出てきたらそうも言ってはいられないので、これを機にケースをつけようと思う。

Face IDの精度が悪い

去年、iPhoneXが発売された当初から言われてきており、今回のモデルで良くなったといわれているポイントだ。しかし、毎日使っていると精度が悪いと思わざるを得ない場面が出てきた。
・寝起き
・お風呂上り
上記の2つの場面だとなかなか認証せず、パスコードを入力することもしばしばだ。機械学習で精度が上がるのが先か、僕が慣れるのが先か、どちらだろう(笑)

電池残量の数字表示がないのはやはり嫌だ

買った当初も不満な点として認識していたのだが、長期間使用するとすこしだけイライラが積もってきた(笑)。だが、これも慣れるのだろう。

カメラの凹凸が原因で置きスマホ出来ない

iPhone6の形態になってから、ずっとカメラは突起として存在してきた。突起の厚みに関してはiPhoneXの形態になってからもほとんど変わっていない。しかし、デュアルレンズにより形状が変わっているのだ。接地する個所の問題で、平置きしたときによりグラグラするようになった。

僕は大学生で、講義中に必要な情報をスマホで検索しなければならないときが多々ある()iPhone7のときはグラグラはあまり気にならなかったのだが、iPhoneXSにしてからグラグラしてまともに操作ができない状態になってしまった。これは大いに不満であるが、上述したとおりケースをつけようと思うので解決できる。

スポンサードサーチ

まとめ

個人的には片手操作が出来ないという事実を受け入れるのがつらかったりと、不満な点の印象が大きかった。とはいえ、iPhone8以前に機種変更する気は全くない。

CPUがA12であったり、有機ELであったり、電子機器好きにはたまらない要素がたくさん詰まっているからだ。iPhoneが進化したのなら、僕にそれに合わせて使い方を変えようとさせる魅力がiPhoneにはある。ソフトとハードの親和性が高いデバイスの魅力だ。

さて、ケースどうしようかな