GPS電波でもブラックチタンで重くない。『ATTESA CC9075-52E』レビュー

CITIZENといえば、日本人なら誰でも知っている時計のブランドだ。腕時計だけでなく、置時計や工業用時計なども出している。近年ではBluetooth接続可能の腕時計も出しており、テニスの大坂なおみ選手が全米オープン決勝で着用していたことでも話題になった。

そのCITIZENが2017年にブランド誕生30周年を迎え、それを機に「ブラックチタン™シリーズ」を始動した。その中でも、フラッグシップ機といえる光発電GPS衛星電波時計である『ATTESA CC9075-52E』を購入して約半年が経ったので、使用感を主にレビューしていく。

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「CITIZEN」でどんな腕時計を出しているの?

1918年に創業して以来、グローバルに展開しているウォッチブランド。「市民(citizen)に親しまれますように」という意味を込めてその社名がつけられたように、入手しやすい手ごろな値段に主軸を置いている。ただ、その一方でソーラー電波やGPS電波時計など時計の最先端技術も有しているので、それらを搭載する高級フラッグシップモデルも展開する。

「ATTESA」シリーズの立ち位置

「腕時計の新しい未来を切りひらくブランドをつくりたい」という思いを胸に、1987年、人が身に着ける素材として優れたチタニウムをケース、バンドに採用した、イタリア語で「期待」という意味を持つブランド「アテッサ」は誕生しました。
(公式HPより)

ATTESAの価格帯は50,000円から230,000円と幅はあるものの、素材にチタンを使う点では共通しており、着け心地は軽くてとても気持ちがよい。機能面を見てみるとどれも「エコ・ドライブ」というソーラー発電機能を有しており、電波受信機能のグレードはモデルごとに異なっている。電波受信なし、国内電波受信、世界4エリア電波受信、GPS衛星電波受信といった分類だ。

1987年のATTESAブランド誕生以来、チタンを採用し続けてきたCITIZENならではのチタンの加工技術も搭載されている。

(1987年発売、ATTESA初期モデル)

チタンと聞くと硬いものとイメージが浮かぶかもしれないが、「純チタン」は本来非常に柔らかい素材なのだ。加工が難しいだけでなく、ちょっとした衝撃で傷がついてしまうという欠点もあった。
現在、すべてのATTESAで使用されているチタンの表面硬化技術であるデュラテクトが1999年に誕生してから少しずつ傷に対する耐性もでき始め、色調のコントロールも可能になってきた。

その技術の最先端であるデュラテクトMRKというガス硬化技術が採用された最上位モデルが30周年を迎えた2017年に発売された。これは素地にガスを浸透させ、素材そのものを硬質化させる技術である。これにより、ステンレスの約5倍の表面硬度が実現できた。

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僕が購入した30周年記念ブラックチタンモデル『ATTESA CC9075-52E』

厚さ・重量感

ATTESAのラインアップの中でもGPS衛星電波受信モデルは比較的厚めなので、購入する際は大きすぎて似合わないのではないかと思っていたが、そうでもない。ユニクロのSサイズのワイシャツの袖にしっかりと収まるサイズ感だった。

チタンを使っているだけあって、重いという印象はまったくない。GPS時計の厚みを感じさせない重さだ。


パッと見た感じ、「あのひと、デカ厚時計をつけているな」という風には見えない


オールブラックモデルなので、カジュアルにも使える。

傷のつきにくさ

半年ほど使ってきて、何度も壁や自動販売機にぶつけてきたが、ほとんど傷がついてない。チタン部分に目を凝らせば些細な傷が見えるぐらいだ。

ぶつけ方も、ガラスを全面こすりつけるような当たり方だった。それでもガラス面には一切傷がついていない。これには驚くばかりだ。(もっと気を付けて扱おうとは思う、、)

視認性の良さ

サファイアガラスの視認性は言うまでもなく、角度によってはガラスが存在しないかのような透明度である。それに加えて、文字盤の数字や棒はわずかな光でも快適に反射してくれるので、夜中の視認性も良い。

GPS衛星電波の正確さ

皆さんもご存知のGPSを使用して時刻を修正する方式の時計である。地球を隈なく覆っているGPSからの電波なので、電波塔からの電波と比べると障害物に強い。

それだけでなく、日本国産の準天頂衛星システムである「みちびき」にも対応しているので、日本ではより正確に電波をつかむことができる。

実際に日本時計協会のHPにある時計と比べてみた

一秒の狂いもない結果であった。普段、大学に行ったりと普通に出かけている程度で、電波取得を意識したことは一度もない。住んでいる地域や建物環境などで電波取得に悩んでいる方にもGPS電波時計をお勧めしたい。

購入店舗

僕はビックカメラで購入した。当時の値段からやや値下がりがあり、現在は税込み(198,493円)でポイントが19,849円分つくので実質178,644円で購入できる。(2018年9月15日現在)

アマゾンでも全く同じ値段で、全く同じポイントが付く状態になっている(2018年9月15日現在)ので、どちらでも同じ値段で購入ができる。

総評

なかなか大きい出費であったが、それに見合う完成度と所有感である。現状、この時計を買ったことで時計欲が一切湧いていない状況だ。ガジェットオタクとしては、宇宙にあるGPS衛星から電波をもらって修正しているという点がなんともいえないほどそそるのである笑

もう少し薄いものが良ければGPS電波モデルを必要はない。より薄く、軽いモデルもATTESAシリーズにはあるので、検討してみてほしい。

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